父の詫び状 「向田 邦子」 [本 そして 時々映画? かな ???]
読書数は多くありあせんが 本を読む事は好きです
前々から 「読んだ本をブログにしよう」 と思っていたのですが
感想文は大の苦手でありまして 今まで躊躇しておりました
でも 昔々に買った本を読んでいたら?
ちょい 書いてみようかな ??? そんな気になりました
お初は 向田邦子の 「父の詫び状」
第一刷は昭和53年 (1978年)
購入したのは昭和58年の第二十九刷 私が18歳の時になります
全部で24編からなるエッセイで
彼女の子ども時代 (大東亜戦争の前後) を柱に
保険会社に勤める苦労人 昭和の怖~い父親を中心に家族の事を描いています
表題の 「父の詫び状」 は 一番最初に出てくるエッセイで
何故か出だしは到来物の伊勢海老から始まり 途中から父親との話へ
”宴会の帰りに客を連れて来た父
そういう時の彼女は役目は お客様の靴を揃える事
彼女は父親に聞く
「お客様は何人ですか?」
「馬鹿 お前は何のために靴を揃えているんだ 片足のお客様がいると思っているのか」
あ なるほどと思った”
難しい言葉もチラホラ出てきます
意味 分かりますか ね?
親子 そして先生と生徒の関係が友達の様になって来た昨今
どちらの時代が良い という訳ではありませんが
そんな事も考えさせてくれる 古き昭和の一冊かもしれません
そして私が思うに 寺内貫太郎は
自分の父親を思い出して ちょっとお茶目に? したのかも知れません!
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