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ぼくの伯父さんの休暇 [本 そして 時々映画? かな ???]

1952年フランス ジャック タチ監督 兼 主演

P6010008.JPG

とある夏の日

汽車に車にと ヴァカンスへ繰り出す人たち

のっぽな主人公のユロ氏もまた
 
♪ バタバタバタ ボンボンッ ♬

と壊れそうな音を出す 小さなボロ車で海辺を目指します

彼が泊まったリゾートホテルには 個性豊かな人々が!

(ちなみに ホテルのチョビハゲ支配人には笑えます ( ^^) _U~~ )

更に その個性豊かな人々を ユロ氏は引っ掻きまわしながら

この映画は とつとつと進みます

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ラスト
 
皆が握手で別れの挨拶を交わす中 迷惑男のユロ氏のみ仲間はずれなのですが

彼とは 何故か波調が合うと思い込んでいる英国婦人と

おっかない奥さんの尻に敷かれながら 彼の様子を好ましく見つめていた

老紳士だけがそっと声をかけ 色々あった夏の休暇も終りを告げます


或る意味 日本の昭和初期 (事実 第二次世界大戦直後に作られた作品)

を彷彿させる 風刺も効いた おっとり笑えるフランス映画

時間に追われる今の日本人に ぜひ見て欲しい映画かも? です!


んでもって私 海に行って 波の音を聞くと?

テーマ曲の この音楽を時々ですが 思い出してしまいます

そして チャップリンにも多大な影響を与えた

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ジャック タチなのであります (^^)/

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濱の寅次郎

寅の観る映画とは抱腹絶倒とか痛快何んとかとか、切った張っただのそんなのばかりで文学作品とか推理、恐怖とかは観てないですね。
多分、シネ(死ぬ)マで観ないかも? 女房とは、まギャグ(逆)なんです
by 濱の寅次郎 (2017-06-09 17:09) 

けせらんぱさらん

濱の寅次郎さん

実は主人公のユロ氏
映画の中で喋るのは ホテルで自分の名前を言う時の一言だけ
或る意味 とても静かな映画なのであります

奥様とは真ギャグだという事ですが
抱腹絶倒 痛快 切った張った ではありませんが
シネマ迄には是非一度 ご覧下さいませ (^o^)丿
by けせらんぱさらん (2017-06-10 13:52) 

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