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日暮里駅の太田道灌の像 & 下御隠殿橋(トレインミュージアム) [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]

滅多に降りない日暮里駅

なので ちょっとだけ駅周りを (^_^)/

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文政二年(1819年) 初代庄五郎が
ここ音無川のほとり 芋坂の現在地に「藤の木茶屋」を開業
街道往来の人々に団子を供しました
この団子が きめ細かく羽二重のようだと賞され
それがそのまま菓名となって いつしか商号も「羽二重団子」となったそう

駅前なのですが ん! 誰?
P3044370.JPG

名も無き女性の銅像なのですが台座に 「山吹の花 一枝」と刻まれています

「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」
この和歌を 知っている人もいるかと思いますが
太田道灌が若き日 急な雨に降られた際 近くの農家で蓑を借りようとしました
その時 農家の娘が差し出したのは一輪の山吹の花
蓑を借りたかったのに花を出され 腹立たしく思った道灌
この話を家臣にしたところ この歌に娘は掛けて
「我が家は貧しく 蓑(実の)一つさえ持っていない事を
奥ゆかしく歌で答えたのです」と教わり それを恥じて
その後は歌道に励み 歌人としても名高くなったとか

ちなみに この場所については諸説あります

てな訳で すぐ近くには太田道灌の像
P3044372.JPG

えっ! 太田道灌って誰 (・・?

江戸城(徳川家康の前)をはじめに造った人ですぞ Σ(・ω・ノ)ノ!

そして 日暮里駅の東口と西口の脇にある 線路を跨ぐ橋なのですが

下御隠殿橋(しもごいんでんばし)という名称で
P3044388.JPG

別名 トレインミュージアムとも呼ばれます
P3044387.JPG

上野寛永寺に御隠殿があり そこから続く坂が御殿坂
そこから更に続く橋なので 下御隠殿橋となった?のかと (^^;)

そして この橋からは JRの新幹線や特急列車を始め京成線など
P3044390.JPG

(スイマセン 夕闇の中での手持ち撮影なもので ブレブレ ;'∀')

1日に約20種類、約2500本の列車が行き交い それを眺められることから
トレインミュージアムとも呼ばれる所以です

ちなみに この橋の向こうへ ズズズイッと進むと?
P3044391.JPG

有名な 谷中銀座なのであります (^^ゞ

余談ですが JR日暮里駅内に

小さいながらもエキュート日暮里がありまして
P3044392.JPG

羽二重団子 買えます (^o^)/

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