寒梅酒造 [埼玉県久喜市] [酒]
今でも田舎はそうですが
江戸時代の頃には、埼玉県は米処として広く知られ
約700蔵もの造り酒屋があったそうです
ゆえに、兵庫県の神戸市や西宮市の酒処を西の灘と呼ぶのに対し
埼玉県は東の灘と呼ばれていたそうです
(実際は埼玉北部から、その県境の茨城県・群馬県・栃木県を含むと思います)
ちなみに西の灘には
大関・日本盛・白鹿・松竹梅・白鶴・菊正宗・剣菱・沢の鶴・富久娘
大酒蔵が名を連ねます
東の灘には西の灘ほど有名な酒蔵はありませんが
いく久しく喜ぶ町、埼玉県久喜 (くき) 市にある酒蔵
文政4年創業の寒梅酒造
JR宇都宮線・東武伊勢崎線の久喜駅西口から徒歩3分の近さ
今回は2本とも生酒を購入
どちらも火入れ・濾過・割水をせず、搾ったそのままのお酒
そして右のお酒は、埼玉県の酒造好的米 「さけ武蔵」 と
埼玉県独自の 「埼玉F酵母」 を使用したとか
昨夜の一杯は、越中焼き鯖寿しをお供に
吟醸香が漂う、ちょっと甘めの酒
こちらも甘めだったので
次回は、辛い食事と合わせてみたいと思います