黄金町(こがねちょう) ちょんの間の名残 「横浜市 中区」 [神奈川県]
JR鎌倉駅から横浜駅へ で 京浜急行本線に乗り換え
黄金町駅で下車
この地域
戦前は元々 近くには大岡川や水路が巡る利便性の関係で
水路による商業地域として栄えていました
ところが戦後
京急線の高架下にバラック小屋の住居が集まり 次第に飲食店となり
そんな中から女性が客を取る店
が現れ いつしか関東屈指の青線地帯になってしまったとか
いまでも この地図の緑の線あたりに名残が見られます
建物の1階 何故か沢山の入口が並びます
そして 入口と同じ位置の2階に窓(部屋)
この意味は?
1階で女性が客を取り 直結した2階の部屋で
ちょっとの間に・・・するから
という事で 20分から30分で1万円が相場だったそう
そして 昭和20年代は麻薬密売の温床で
警察も身の危険を感じて 滅多に足を踏み入れなかったそうです
最盛期には店舗数は250軒超
1店舗には1~3人の女性が待機 それも8時間交代で24時間営業
仕事をする女性は1000人以上と推測されています
昭和50年以降 東南アジアの女性が急増
2005年(平成21年)の集中摘発により
ちょんの間は姿を消しました
今は静かな商店街に姿を変え
新しい店舗が入りつつあります
近くを流れる大岡川
仕事をする女性たちが きっと眺めていた事でしょう
ほとりには 「長谷川伸 生誕の地」の碑
あ! 実は私・・・誰だか知らないのであります (=_=)