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世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 「村上春樹」 [本 そして 時々映画? かな ???]

実は私

村上春樹の小説は だいたい好きなのですが(ハルキストではありません)

作品の中で 一番好きなのがコチラ

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1985年(昭和60年)に 書き下ろし長編小説として刊行

1988年(昭和63年)に文庫化

私が持っているのは ん? 文庫の初版本 ???


物語は 暗号処理を職業とする「私」と

鳥以外は超えられない 高い壁に囲まれた世界に住む「僕」

この二人が 二つの世界で同時進行していく物語


老科学者から仕事を受けた「私」は
 
ピンク色が好きで太った 老科学者の娘に出会います

その後 変な二人組に襲われたり 図書館の女性と恋に落ちたり

(この女性 実は胃拡張)

後半には太った娘と

「やみくろ」という 邪悪な生き物が支配する地下に潜るはめに陥ります

ラスト近くには 図書館の胃拡張女性と見事な食べっぷり!

冒険に喰いに まさしくハードボイルドな展開
 

一方「僕」は

最初に街に入った時 門番により影を切り離されます

その街は

額に一本の角が生えた獣が住む 心を持たない人々が住む街で

夢を読む仕事を与えられます


地下に潜った「私」の運命は? そして胃拡張女性との恋の行方は ???

そして
 
「僕」から引き離された影 そして獣が意味するものは?

夢を読む とは何なのか ???

同時進行で進む物語に 読み人は引き込まれていきます


前述した通り 村上春樹の作品の中で 私にとって一位の物語

ちなみに二位は「羊をめぐる冒険」 三位は「海辺のカフカ」

これらの作品は 後ほど記事に出来れば (^o^)丿


んで「1Q84」

この作品は時々えげつない描写があり

容姿で人間性の善悪を表現している様で

村上春樹の作品の中では 個人的に最低(不愉快)だと思っています

なので 読みましたがブログにはアップしません

あ! 「騎士団長殺し」は まだ読んでおりません

てか 文庫本が出るまで買いまへん <`ヘ´>

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