墓地を見おろす家 「小池真理子」 [本 そして 時々映画? かな ???]
うだるような暑さの毎日 (;´Д`)
こんな時は 背筋がゾゾッとするモダンホラーを (^^)/
1988年(昭和63年) 角川文庫より書き下ろしで刊行
1993年(平成5年)に角川ホラー文庫により刊行された
私が持っているのは 初版の改定発行本です
新築で格安 そして都心に位置する
抜群のロケーションのマンションに移り住んだ
哲平・美紗緒の夫婦と娘の玉緒 そしてペットの犬クッキー
何も問題なく 幸せな生活が始まるはずだった
ただ 家の前には広大な墓地が広がり 奥には寺
墓地の横には 誰も済む人が居ない 廃墟となった都営住宅
しかし 引っ越した翌日 飼っていた文鳥が死ぬ
暴れたのか 沢山の羽が落ちている
そしてテレビを見ていると 謎の黒い人影が映り込む
不思議な事に このマンションには
エレベーターでしか行けない地下倉庫があり
理解できないことが ここで次々と起こり始める
不安に思った住人たちは次々と引っ越しを始め
残るは哲平一家だけになるが 転居を決意
いよいよ転居日となり
哲平の弟夫婦も手伝いに訪れたのだが・・・(*ノωノ)
現実的にはあり得ないストーリーですが 読んでいて
リアルに 情景が目に浮かぶのが何とも怖いのであります (;´Д`)
エレベーターや地下倉庫は勿論
或る意味 マンション自体が密室になった恐怖 \(◎o◎)/
私たち以外の 何者かの存在 (''Д'')
冷房が効いた 仕事帰りの電車内で読んだ私(もちろん再読ですが)
全身の毛穴が 泡粒立ちました ~゜・_・゜~
<笑えた とある人の書評>
物語の最後に 哲平と美沙緒は愛を確かめ合うのですが
(この時 季節は夏 電気が止まっていたので 玄関は開け放たれて♡)
その時ふいにエレベーターが動き出し 家族が住む階に停まります
これは ついに最後か? と普通は思うのですが とある人は?
管理会社の人が やっとやって来て 来てみれば♡真っ最中 \(^o^)/