日暮里駅の太田道灌の像 & 下御隠殿橋(トレインミュージアム) [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
滅多に降りない日暮里駅
なので ちょっとだけ駅周りを (^_^)/
文政二年(1819年) 初代庄五郎が
ここ音無川のほとり 芋坂の現在地に「藤の木茶屋」を開業
街道往来の人々に団子を供しました
この団子が きめ細かく羽二重のようだと賞され
それがそのまま菓名となって いつしか商号も「羽二重団子」となったそう
駅前なのですが ん! 誰?
名も無き女性の銅像なのですが台座に 「山吹の花 一枝」と刻まれています
「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」
この和歌を 知っている人もいるかと思いますが
太田道灌が若き日 急な雨に降られた際 近くの農家で蓑を借りようとしました
その時 農家の娘が差し出したのは一輪の山吹の花
蓑を借りたかったのに花を出され 腹立たしく思った道灌
この話を家臣にしたところ この歌に娘は掛けて
「我が家は貧しく 蓑(実の)一つさえ持っていない事を
奥ゆかしく歌で答えたのです」と教わり それを恥じて
その後は歌道に励み 歌人としても名高くなったとか
ちなみに この場所については諸説あります
てな訳で すぐ近くには太田道灌の像
えっ! 太田道灌って誰 (・・?
江戸城(徳川家康の前)をはじめに造った人ですぞ Σ(・ω・ノ)ノ!
そして 日暮里駅の東口と西口の脇にある 線路を跨ぐ橋なのですが
下御隠殿橋(しもごいんでんばし)という名称で
別名 トレインミュージアムとも呼ばれます
上野寛永寺に御隠殿があり そこから続く坂が御殿坂
そこから更に続く橋なので 下御隠殿橋となった?のかと (^^;)
そして この橋からは JRの新幹線や特急列車を始め京成線など
(スイマセン 夕闇の中での手持ち撮影なもので ブレブレ ;'∀')
1日に約20種類、約2500本の列車が行き交い それを眺められることから
トレインミュージアムとも呼ばれる所以です
ちなみに この橋の向こうへ ズズズイッと進むと?
有名な 谷中銀座なのであります (^^ゞ
余談ですが JR日暮里駅内に
小さいながらもエキュート日暮里がありまして
羽二重団子 買えます (^o^)/
談話室 ニュートーキョー [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
日暮里駅に隣接(直結ではありません!)
えーと NEW TOKYOの上に写っている文字は?
Since 1960 ?? 1950 ???
けっこう老舗なんですね!
そしてレトロな 店頭サンプルメニュー
エスカレーターで2階に上がると Welcomeな看板 (^。^)
それにしても ちょいケバさを感じる店内 (;゚Д゚)
折角ですから 大人気サービスメニューを ライス&みそ汁で頂きます (^o^)丿
ちなみに メニューはファミレス状態 \(~o~)/
鉄板で着席しましたが ジュウジュウ音はまったく無し (ー_ー)!!
(食事は温かいので ご安心ください!)
ハンバーグにポークジンジャー オニオンリングにポテトフライ
野菜はブロッコリーとコーンとなります
味は悪くはありませんが ファミレスには負けるかなぁ?
3月1日に新装オープンしたとの事ですが
それにしても あまりにもテーブルが低くて 座ると足が動かせません (´Д`)
<全席禁煙 喫煙ブースあり>
日暮里繊維街を徘徊 2 「東京都 荒川区」 [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
あれぇ! 繊維街って雰囲気 無いなぁ (+o+;)
なんて思っていたら 生地を売る店がチラホラと
約1キロにわたり 和装 洋装 繊維製品から小物に至るまで
生地に関する殆どの物を揃えた町として 全国有数の規模なんだそうで
大正初期に 浅草方面で営業していた古布 裁ち落とし業者が
浅草が市街化してきた為
当時まだ閑散としていた日暮里 三河島地区に集団移動
以後 繊維業者が集まるようになり 現在のような繊維街が誕生したんだとか
このTOMATO
繊維街で 一番大きな店舗みたいで
4~5店舗ほど見かけました
その他 ボタン専門みたいな店や
ニット専門店?
私にはよく分かりませんが 洋裁や和裁が好きな人には
とても楽しい町なのかな?と!
最近は 外国の方にも人気なんだそう
んで実際 ふらふらっと歩くだけなら 端から端まで5分ほど
あっ! という間に日暮里駅に着いてしまいました
余談ですが 上の写真に写っている ジーンズメーカーのEDWIN(エドウィン)
名前の由来は DENIMの文字を並べ替えたもので
(でも Mは逆さにしてWに?)
1957年(昭和32年)に 中古ジーンズを輸入
日本人には穿きにくかったジーンズを
補修洗濯して販売をしたのが始まりなんだそう
てな事で 日本の会社だったのであります (''◇'')ゞ
さて 折角ですから
滅多に降りない日暮里で夕飯を (^o^)丿
おっと! 忘れるところでした !!
日暮里繊維卸協同組合 オリジナルキャラクター
ヽ(・、 .)コケッ
日暮里繊維街を徘徊 1 「東京都 荒川区」 [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
では 前から気になっていた 日暮里繊維街を
三河島駅から徘徊です (^o^)丿
出口は一ヵ所しかありません
高架下の なんともパっとしない駅なのですが
駅に隣接して一際目立つ アトラスブランズタワー三河島があります
ちなみに
三河島(現在 地名には残っていません)という地名の由来を調べてみたら
中川 古利根川 荒川などの三つの河川が流れ込んで来ていて
中洲が出来ていたので三川島 ⇒ 三河島 なんだとか (^-^;
実はこの辺り 戦前より続く東京最古のコリアンタウンでして
主に 済州島から来日した人が多いとされています
んで 繊維街はもうすぐ (^_^)/
三菱UFJ銀行を右折します
たぶん ここら辺からが繊維街の始まり かな?
でもまだ そんな雰囲気
まったくありませんけど (・。・)
Café Terrass Firenze 「東京 西日暮里駅」 [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
無事に都電の徘徊を終え その後 実家へ行く前に夕飯
三ノ輪橋から町屋に戻り 前々からチェックしていた店に
なんか雰囲気が変?だなぁ! と思ったら 入口に張り紙
「1月27日をもちまして営業を終了いたしました」
ガ~ン (゚Д゚;)
気を取り直して西日暮里へ
さくら水産とミライザカ この居酒屋の 間の道を入ってスグ右です
一見 ちょっと可愛目な建物ですが すべての窓にカーテンが
入るのに とても勇気が要ります (ー_ー)!!
んで 一歩足を踏み入れると 一昔前のちょっと可愛い喫茶店風
なのですが 奥はカオス状態 (*'▽')
そしてメニューは 「はらぺこあおむし」 (^○^)
あれ! カフェじゃ無くて定食屋?
カフェっぽいメニューもありますが (^^;)
スパゲティピザを注文
パスタに トマト感たっぷりのソースが絡めてあり そしてチーズたっぷり (^O^)/
冷めるとチーズが固くはなりますが 何とも普通に美味しいのであります ('◇')ゞ
話好きの店主は 優しいお母さんといった雰囲気で
こりゃリピーターになりそう (^_^)/
もしかしたら 店内に貼ってある白黒写真は
若い頃のお母さん?でしょうか ?? とっても可愛い(あ! 今でも !!)
最後に はっきり言って 定食屋です(笑”
余談ですが
閉店してしまった町屋の黒猫舎
東京メトロのCMにも出ていた猫むすび
食べたかった (;O;)
弥生美術館 「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」 [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
何で知ったかは覚えていないのですが
「滝田ゆう」という懐かしい人の企画がある という事で
実家へ行く途中に寄り道してみました
とりあえず 彼の事を色々と調べてみると
昔 NHKの脱線問答という番組に出ていました(見ていました!)
漫画家でエッセイストだそうです
東京の下谷で生まれましたが 実母が彼の出生の翌日に亡くなり
玉の井(現 東向島界隈)の義母の元で育ち
その頃の少年時代の記憶を基に
漫画(イラスト)やエッセイを多数執筆しています
館内の展示物は撮影禁止
撮影が可だったのは 館内の宣伝ポスターのみです
昨年 私が訪れた
横浜の黄金町の「ちょんの間」と同じ感じでしょうか
彼の漫画にも 銘酒屋(めいしや)で働く女性たちが多数描かれています
ちょっとした寄り道のつもりだったのですが
奇麗な色使いや優しいタッチに魅せられ
けっこう長居してしまいました
彼を知っている人も知らない人も
近くに寄ったら是非 見て欲しい企画なのであります (^o^)丿
3月25日迄です
場所がちょっと分かり難いのが難点でしょうか
周りは東大と
こんな碑もありました
実は CMも多数出演 \(◎o◎)/
谷中のシンボル [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
根津神社を見たあとは 谷中のシンボルへ
目指すは地図中央です
まずは この様な路地から徘徊開始!
根津観音通り商店会だそうです
この通りも そして脇道も なんとも昭和の香りが漂います .。o○
三浦坂
美作国真島郡勝山二万三千石の藩主
三浦氏の下屋敷前の坂道だったのが名前の由来だとか
谷中らしい正体不明の店
しばらく歩き 突き当たり右に突然!
樹齢90年超の谷中のシンボル ヒマラヤ杉
デカイ・・・です (驚”
ヒマラヤ杉に守られている様な みかどパン店
今はもう パンは売っていません
お婆ちゃんが似合います ♡
そして 周りはお寺ばかり
谷根千
ビックリするほど外国の方々が一杯 !!!
なのですが まだ猫には一回も会った事が無いのです (謎”
根津駅前
最新式の
長屋店舗 兼 住宅 ???
何処を歩いても楽しい 谷根千の徘徊です
そろそろ見頃です 「根津神社 つつじまつり」 [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
またまた谷根千
今回は東京メトロ千代田線 根津駅から徘徊
根津神社入口の少し先にある たい焼きの超有名店
訪問したのは16日の土曜日 午後3時半頃
色々調べてみると 平日でも午後2時くらいには売り切れ 閉店だそう
まぁここは 予定に入れてないので根津神社へ!
元々は千駄木にあったそうで
1900年ほど前に 日本武尊が創祀したとされており
社殿を初めて作ったのは 大田道灌と云われています
山門
唐門
社殿
土曜日という事で けっこう行列
根津神社 初めて訪れたのですが境内 広いんですね!
そして 重要文化財がズラリなのです
身長1メートル70センチの私
くぐるのに 頭がぶつかりそう !!!
乙女稲荷? だったかな ???
5月5日まで つつじまつりが開催されています
なので露店も少し
つつじ 場所によっては見頃を迎えています
これから咲く木もあるので もうしばらくは楽しめそうです .。o○
でも間近で見るには200円・・・の寄進が必要です
神社近くには八重桜も
咲いていました ♪
赤枠が根津神社
地図 小さ過ぎですね (汗”
蛇の道は? ヘビ道 ??? [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
不思議なオーギョーチィの店を堪能し 続いては?
黒丸が喫茶愛玉子
プリントアウトした谷根千マップに不思議な道がありまして (赤枠)
以前通った よみせ通りの先の道
ヘビ道 ???
普通の住宅街の路地に見えますが!
まぁ確かに うねうねとしています
数えた人がいるらしく 15回曲がっているとか
元々は 藍染川という小川だったそうです
この小川の名前の由来は 幾つかありまして
上流に 染物を生業とする人が多かったから
二つめ
水源が染井だから
三つめは 二つの川が合流するので逢染川
昔は遊郭があった根津
三つめの由来は なんとも粋な名だと思います
実は 今でも地下に水が流れているそうで
不忍池へ流れている? とか ???
そして さすが谷根千
ちょっとお洒落な店がチラホラ
さて
とりあえず根津神社まで行きましたが すっかり徘徊疲れ ○o。.
そして お腹が空きましたので 夕飯とさせて頂きます !!!
こぼれ話
根津神社がこの地に移ってきてから 門前は賑わいを見せる様になり
飲食店が増えると共に 遊郭も出来たそうで
最盛期の明治12年には遊女屋90軒
遊女574人を数えるまでになったとか (驚”
え! だって 神社の前ですよ 神社の !!!
愛の玉子 「喫茶 愛玉子」 [谷根千 鶯谷 日暮里 西日暮里界隈]
道を間違えながら やっと辿り着いた店
なんと表現していいか迷う店構えです
店内&メニュー
谷根千とはいえ なんとも不思議な空間とメニュー
チーワイン? チーウィスキー ???
テーブルの上には?
う~ん? 何に使うんでしょう ???
それにしても客は私一人 店の人は厨房に入りっきり
なので写真 撮り放題 .。o○
頼んだのは モチロン愛玉子 (オーギョーチィ)
店舗に似合わない 綺麗な画像 (笑”
ちなみに愛玉子とは?
クワ科イチジク属の つる性植物
その果実から作られるゼリーで 台湾のデザートだそう
このデザート 結構いけますが・・・
・・・店のオーナーらしき人が怒鳴り散らしていたのは 何故?
(ホントに奥から 凄い怒った声が・・・!
まぁ 気にしないで食べていましたが)
でもですね 食感は生ぬるく
冷やしてあれば もっと美味かも・・・です!