思案橋と光了寺 「茨城県 古河市」 [茨城県]
22歳の若さで 栗橋の高柳寺で亡くなった静御前
奥州平泉へ落ちのびた義経を追って 下辺見(茨城県古河市)まで来た時に
義経の死を知り思案の末 近くの高柳寺へと向かったとか
静御前が思案したという橋が 今も残っていまして
(何という事か 橋を写し忘れましたっ!)
像が建てられています
像の近くには 椿と柳の木が植えられ
これは 利根川沿いに実際にあるらしい言い伝えから植えられた物らしく
(古河市水海という地の 排水機場近くにあるそうです)
静御前が 箸に使った椿の枝を地面に刺し
一本は義経の菩提を もう一本は
産まれて間もなく 鎌倉の海へと沈められた男の子の菩提を弔うため
そして柳の木は 枝を結んで再び奥州へ向かう時の目印にした
と云われています
さて ここから車で10分ほど
栗橋から移転し 高柳寺から名前を変えた光了寺があります
静御前が没したと伝えられる寺です
とても綺麗に整えられ なんとも静謐な寺院です
寺の宝物殿には
静御前の蛙蟆龍(あまりょう)の舞衣と守本尊
義経の懐刀などが所蔵されているとか
残念ながら 宝物殿は見る事は出来ず
(前以て予約すれば可という話も)
説明看板も 聖徳太子の立像の説明だけでした
「しずやしず しずのおだまき 繰り返し
むかしを今に なすよしもがな」
。゚(゚´Д`゚)゚。