上州板倉 雷電神社総本宮 弐 「群馬県 板倉町」 [群馬県]
立派な拝殿の右手には なんとも愛らしい雷童子
ついつい可愛い物に目を奪われてしまいますが
社殿の方も目を向けてみます
先に拝殿
獅子と獏
そして龍(ですよね?)
どちらも神社でよく見る彫刻なんですが
獅子と獏は特に意味は無いそうで
柱の端の部分が飛び出した所(木鼻)に お洒落や遊び心で施したらしいです
で 何故 中国発祥の龍が 日本の神社に彫られるのか?
なんですが こちらは蛇(大蛇)と結びついたらしく
イロイロな思想や信仰が絡み合ってるみたいです
上部の鳳凰も同じかな?
(あくまでも私が調べた範囲でして 諸説あると思います)
そういえば龍って 十二支の中で唯一 想像の動物ですね
そして 社殿の彫刻は必見です
(建物の左 右 背面の三面に彫られています)
まずは上部
浦島太郎の物語 素戔嗚尊の大蛇退治 牛若丸と天狗に太真王夫人
神功皇后の御征韓が刻まれているそうなんですが
イロイロ調べてみても 上記の写真がどれだか分かりませんでした
続いて下部
(これまた三面に彫られているのですが 一部だけ)
喧嘩?
鰻を採る子供たち
当時の生活が描かれているみたいです
ちなみに これらの彫刻は江戸時代末期
眠り猫で有名な左甚五郎から10代目 石原常八主信という人が彫ったそうです
ちなみに 書くのが遅くなりましたが
ココ板倉雷電神社の主祭神は
大雷大神(おおいかづちのおおかみ) 別雷大神(わけいかづちのおおかみ)です
そして この時期(2月2日訪問)
ロウバイが境内を埋め尽くす様に
良い香りを漂わせながら咲いています
またピントが (´Д`川