芭蕉 旅立ちの地と やっちゃ場 [北&南千住 三ノ輪 入谷界隈]
普段なかなか歩く機会が無いので たまには徘徊です
地図的には こんな感じでトボトボ
今でも絶対 骨が埋まっていると思うコツ通り商店街を抜け
国道4号にぶつかると 素盞雄神社 (すさのおじんじゃ) があります
ご祭神は 素盞雄大神 (スサノオ大神) と飛鳥大神 (アスカ大神) だそうです
けっこう立派!
神楽殿もあります
名前はあるのかなぁ?
もしかしたら・・・スサノオ君?
国道4号を北上すると千住大橋
浅草界隈と比べると なんとも寂しい隅田川です
橋の袂には ちょっと寂れた絵
元禄2年 松尾芭蕉が ここから奥の細道の旅を始めました
ここで読まれた句が有名な 「行く春や 鳥啼魚の目は泪」 です
近くには 足立市場の大きな建物が目に付きます
都内で唯一の 水産物専門の中央卸売市場です
市場入口脇には松尾芭蕉さん 太め? だったのでしょうか ???
天正年間 (1573年から1593年) に川魚・青物・米穀を中心に始まった市だとか
江戸時代には 神田・駒込と並ぶ江戸3大青物市場で 幕府御用達だったそうです
競りの掛け声が 「やっちゃやっちゃ」 と聞こえる事から
「やっちゃ場」 と言われます
松尾芭蕉さんの像付近から脇道に入ると
昔 足立市場に常磐線から引込み線があった名残の道
確かに歩いていくと 常磐線の線路にぶつかります
地図にも表記されています
ここで国道4号を離れ旧日光街道に入ると そこは千住の宿
日光街道・奥州街道の日本橋からの初宿です
この辺りは 空襲で完全に焼け野原
面影は 何も残っておりません
道沿いの家に こんな看板が貼られています
そして賑わう商店街を通り 北千住駅へ
南千住駅から北千住駅
ノンビリ歩いて30分ほど ちょうど良い距離なのですが国道4号
何とも車の往来が多く 排ガスを吸い放題なのです (汗”