小諸城 1 「長野県 小諸市」 [長野県]
小諸城
今は 懐古園という名前で公園となっています
歴史は古いそうで 平安時代から鎌倉時代にかけて 木曽義仲の武将
小室太郎光兼が近くに居館を構えたのが初めだとか
その後この地の豪族 大井光忠が居館を鍋蓋城に改築 鍋蓋城の出城として
息子の大井光為が 現在の二の丸辺りに乙女坂城を構えました
戦国期には 村上家の所領となりましたが武田信玄により城は落城
山本勘助と馬場信房に再築城を命じ これが小諸城の原形とされています
そして織田 北条 徳川と目まぐるしく変わりますが
豊臣秀吉の家臣 千石秀久が城主の時に大改築を始め
息子の千石忠政の時代にほぼ完成 これが今の小諸城となっています
さて 先にブログにした大手門は
しなの鉄道の線路を挟んで 反対側にあります
(黄色い線は 「しなの鉄道」 赤い枠は小諸駅です)
駅の高架橋か 停車場ガーデンの地下通路を通って行くと
まず目に付くのは三の門 (国の重要文化財)
門の上部は徳川16代当主 家達が書の扁額だとか
ここから先は 入園料500円 (JAF割引あり) となります
二の丸脇の石垣
ちなみに この写真の左に下り坂 (木谷と言われています) があり
蕎麦屋がある前辺りから (ちなみに城内 蕎麦屋が数軒)
浅間山から噴出した 焼石を使った石垣が見られます
この先は二の門跡
しっかりと食違い虎口になってますね
二の丸は 乙女坂城があった場所
そして 関ヶ原の合戦に向かう途上の徳川秀忠が
上田城を攻める時に (第二次上田合戦) 本陣を置いた場所なんだとか
北丸の弓道場
不揃いの石垣が時代を感じさせます
橋の写真はありませんが (取り忘れです ○o。.) 黒門橋から見た紅葉谷
ん! 天気が良すぎて暗い地面や壁面が写っておりませんが
天然の堀となっており いざという時 橋は引き上げられ
渡れなく出来るそうです
橋を渡ると いよいよ本丸 今は懐古神社が鎮座しています
山本勘助が愛用したとか
この石で自分の姿を映した?らしいです ???
本丸の右奥には天守台
三層の天守は 寛永3年 (1626) に落雷で焼失してしまったそうです
端っこから覗くと?
ゾゾゾ ( ;∀;)
天守台からの眺め
今の時期は 木々が生い茂って眺めは今一つですが
冬になれば周りの山々が きっとくっきり見える事でしょう
では 長くなりましたので
2話に分割します (^^)/