館林城 「群馬県 館林市」 [群馬県]
館林市にある 「つつじが岡公園」 の一部 及び 市役所がある所は
元々は 館林城だった所です
遺構はとても少ないのですが
つつじが岡公園を訪れた際は 時間があったら是非
こちらも見て行って下さい
まずは いつも通り余湖さんの鳥瞰図から
(毎回お借りさせて頂き ありがとうございます!)
城沼という沼に囲まれ さぞかし攻めにくい城だった事でしょう !!!
市役所近くにある (場所が分かりずらい ○o。. )
三の丸 土橋門
唯一 残った遺構だそうです
土橋門に連なる土塁
塀は 昔からある物か再建した物かは分かりません
そして基本的に 関東から北にある城は石垣では無く
この様に 土塁の上に塀がある城が多いそうです
門をくぐると すぐに井戸
特に案内板等は無いのですが
適当に左の方へ行くと (向井千秋記念子ども記念館の裏手)
こんな水の湧き出ている所があり
この脇が
天守が? (三層の櫓があったとか) あったとされる本丸になります
こちらにも井戸があり
飲み水には恵まれた城と言えそうです
歴史的には
室町時代に 赤井という豪族が城を築き
のちに上杉家 (長尾景長) 続いて北条家 (北条氏規)
北条家が滅びたあとは 徳川譜代の榊原康政が入り
有名なのは犬公方 徳川綱吉が25万石で入城
その後 城主は変わりつつ明治維新後に大火で城は焼失
そして とどめを刺したのが
館林市の市庁舎関連が建てられ 城の遺構は消滅
アチコチの町でも同じですが
なんとも悲しい話であります (涙”
源氏の氏神様を祀る八幡宮様も
お嘆きになっている事でしょう (悲”